部屋の広さを「6畳」「8畳」と言いますが、畳1枚の大きさは、実は一定ではありません。地域や、建物の種類によって、サイズが違います。
この記事では、畳1枚の大きさと面積、種類ごとの違い、不動産広告での基準をまとめます。
畳のサイズは4種類
畳には、代表的な4つのサイズがあります。一般に、次の大きさとされています。
| 種類 | 大きさ(mm) | 面積(約) | 主な地域・用途 |
|---|---|---|---|
| 京間(本間) | 955×1910 | 1.82㎡ | 関西・西日本 |
| 中京間 | 910×1820 | 1.66㎡ | 東海・中部 |
| 江戸間(関東間) | 880×1760 | 1.55㎡ | 関東・東日本 |
| 団地間 | 850×1700 | 1.45㎡ | 集合住宅(団地・マンション) |
面積は、「横×縦」で計算した値です。たとえば、江戸間は、0.88m×1.76m=約1.55平方メートルです。
どの畳でも、縦は横の2倍
畳は、どの種類でも、縦の長さが、横の長さのちょうど2倍の長方形です。畳を2枚並べると、正方形になります。この形は、部屋の形に合わせて、畳を敷き詰めやすい工夫でもあります。
不動産広告での基準:1畳は1.62㎡以上
不動産の広告で、部屋の広さを「〇畳」と表示するときには、ルールがあります。不動産公正取引協議会の表示規約では、畳1枚あたりの広さは、1.62平方メートル以上の広さがあるという意味で、使うこととされています。
つまり、「6畳」と書いてある部屋は、9.72平方メートル(1.62×6)以上の広さがある、という意味です。畳の種類に関係なく、全国で、この基準が使われています。
| 広告の表示 | 広さの基準(1.62㎡×畳数) |
|---|---|
| 4.5畳 | 7.29㎡以上 |
| 6畳 | 9.72㎡以上 |
| 8畳 | 12.96㎡以上 |
| 10畳 | 16.2㎡以上 |
この基準は、部屋の壁の中心線で測った面積(壁芯面積)を、畳数で割った値で考えます。そのため、実際に畳を敷いたときの広さとは、少し違うことがあります。
畳のサイズによって、部屋の広さが変わる
同じ「6畳」でも、畳の種類によって、実際の広さは変わります。
- 京間の6畳:約10.9平方メートル(1.82㎡×6)
- 江戸間の6畳:約9.3平方メートル(1.55㎡×6)
- 団地間の6畳:約8.7平方メートル(1.45㎡×6)
古い和室や、地域によっては、畳が大きいため、同じ畳数でも、部屋が広いことがあります。引っ越しや、家具の配置を考えるときは、畳数だけでなく、実際の寸法を確認すると安心です。
面積の単位との関係は、6畳は何平米かの記事や、1坪の記事で整理しています。
まとめ
- 畳には、京間・中京間・江戸間・団地間の4種類があり、サイズが違う
- 畳は、どの種類でも、縦が横の2倍
- 不動産広告では、1畳=1.62平方メートル以上と、規約で定められている
- 同じ畳数でも、畳の種類で、実際の広さが変わる
畳の寸法には、地域や職人によって、わずかな違いがあります。ここで紹介した数値は、一般的な目安です。正確な寸法が必要な場合は、実際に測ってください。