名刺を作るとき、また、名刺入れやカードケースを選ぶとき、サイズを正確に知っておくと便利です。日本の名刺には、標準とされるサイズがあります。
この記事では、名刺のサイズと、デザインデータの作り方、名刺入れの選び方を整理します。
日本の名刺の標準サイズは91×55mm
日本で一般的に使われている名刺のサイズは、横91mm×縦55mm(9.1cm×5.5cm)です。「4号名刺」と呼ばれることもあり、多くの企業やビジネスシーンで採用されています。
名刺は、縦長に使うこともあります。その場合は、縦91mm×横55mmになります。
名刺サイズを身近なものとくらべる
- 長辺の91mm:1円玉を、4枚並べると80mm、5枚並べると100mm。名刺の長辺は、1円玉4枚と半分ほど
- 短辺の55mm:千円札の縦(76mm)より、約2cm短い
- 千円札の横(150mm)と比べると、名刺の長辺は、約6割
1円玉の直径は20mmと、財務省が公表しています。定規がないときに、名刺の大きさを知る目安になります。10cmの測り方は、10cmの記事で整理しています。
デザインデータを作るときのサイズ
名刺をデザインするときは、印刷用のデータの大きさを決める必要があります。一般的な印刷の目安である350dpiで作る場合は、次のとおりです。
| 解像度 | 横(91mm) | 縦(55mm) |
|---|---|---|
| 300dpi | 約1075px | 約650px |
| 350dpi | 約1254px | 約758px |
1インチ=25.4mmで計算しています。印刷会社に入稿する場合は、塗り足し(裁断のずれに備えて、背景を数mm外側まで広げる部分)が必要なことが多いので、入稿規定を確認してください。
名刺入れ・カードケースを選ぶとき
- 名刺のサイズより、少し大きいものを選ぶ:出し入れしやすく、角が傷みにくい
- 収納枚数:自分の枚数と、もらう枚数の両方を考える
- ポケットサイズのケース:ポケットに入れて持ち歩くなら、薄いものが便利
海外の名刺サイズ
名刺のサイズは、国によって、標準が違います。アメリカやカナダでは、3.5インチ×2インチ(約89mm×51mm)が、一般的なサイズとされています。日本の名刺より、やや小さく、縦横の比が違うため、日本の名刺入れや、海外の名刺入れに、そのまま入るとは限りません。
海外の取引先に渡す名刺や、海外製のケースを購入するときは、サイズを確認しておくと安心です。
紙のサイズとの関係
名刺サイズは、A判やB判の用紙サイズとは別の、独自のサイズです。A8(52×74mm)や、B8(64×91mm)とも違います。名刺を自作して、A4用紙などに複数枚印刷する場合は、名刺用の専用用紙を使うと、きれいに仕上がります。A判の用紙は、A4サイズの記事で整理しています。
まとめ
- 日本の名刺の標準は、91mm×55mm(4号名刺)
- デザインデータは、350dpiなら約1254×758ピクセル
- 名刺入れは、名刺より少し大きいサイズを選ぶ
- 海外(アメリカなど)の名刺は、日本より小さいサイズが標準
名刺のサイズは、用途によっては、変形サイズや、二つ折りの名刺もあります。作成する前に、印刷会社の規格を確認してください。