荷物のサイズを確認したいのに、定規が手元にない。そんなとき、寸法が決まっている身近なものを使えば、10cmの目安をつけられます。
この記事では、お金や名刺のように大きさが公的に決まっているものを使った測り方を紹介します。目安として使えるので、サイズ確認やフリマアプリの採寸にも便利です。
一番正確なのは硬貨
1円玉を5枚並べるとちょうど10cm
財務省が公表している硬貨の直径は、1円玉が20.0mmです。1円玉を5枚横に並べると、20mm×5=100mm、つまりちょうど10cmになります。
ほかの硬貨で測るとき
硬貨の直径は次のとおりです。
| 硬貨 | 直径 | 並べて10cmに近いのは |
|---|---|---|
| 1円玉 | 20.0mm | 5枚(100mm) |
| 5円玉 | 22.0mm | 4枚と少し(88mm+12mm) |
| 10円玉 | 23.5mm | 4枚と少し(94mm+6mm) |
| 50円玉 | 21.0mm | 4枚と少し(84mm+16mm) |
| 100円玉 | 22.6mm | 4枚と少し(90.4mm+9.6mm) |
| 500円玉 | 26.5mm | 4枚で106mm(少し超える) |
500円玉は4枚並べると106mmになり、10cmより6mm長くなります。ざっくり測るなら、500円玉4枚が10cmの少し上と覚えておくと便利です。
お札を使う
お札は縦が76mmで共通
日本銀行が公表している日本銀行券の寸法は、縦がどの券種も76mmで共通です。横は、千円札が150mm、五千円札が156mm、一万円札が160mmです。
千円札の横幅は15cm
千円札の横は150mmなので、千円札を横にして、全体の3分の2の位置が約10cmです。折ってしるしをつけるとき、横を3等分した2つ分が目安です。
お札の縦+少し
お札の縦(76mm)に、1円玉1枚と少し(24mm=約1.2枚)を足すと、約10cmになります。
名刺を使う
日本で一般的な名刺の大きさは、91mm×55mmとされています。長い辺が91mmなので、10cmには9mm足りません。1円玉をさらに半分ほど(10mm)足すと、約10cmです。
ただし、名刺は会社によってサイズが違うことがあります。厳密に測りたいときは、硬貨のほうが確実です。
A4用紙を使う
A4用紙は、210mm×297mmと定められています。短い辺の210mmの半分が105mmなので、A4を短辺方向で半分に折ると、約10.5cmが分かります。10cmより5mm長いだけなので、おおまかな目安にはなります。
10cmが分かると、ほかの長さも測れる
10cmの感覚がつかめると、近い長さにも応用できます。
- 15cm:千円札の横幅(150mm)とほぼ同じです。
- 20cm:1円玉を10枚並べると200mmです。
- 30cm:A4用紙の長い辺が297mmなので、ほぼ30cmです。
mmとcmの換算は、10mmが1cmです。お札や硬貨の寸法はmm表示なので、10で割ればcmになります。
よくある疑問
新しいお札でも寸法は同じ?
お札の寸法は、券種ごとに縦76mm、横は千円札150mm・五千円札156mm・一万円札160mmと、日本銀行が公表しています。デザインが新しくなっても、この寸法は同じです。
硬貨はすり減っていても使える?
長く使われた硬貨は、わずかにすり減っている場合があります。厳密に測るときは、新しい硬貨や、定規・メジャーを使ってください。日常の目安としては、数mmの誤差は気にしなくて問題ありません。
測るときのコツ
- 硬貨を並べるときは、すき間なくぴったりくっつける
- お札や紙で測るときは、折り目を正確に合わせる
- サイズが重要な買い物は、メーカーの寸法表示やスペックを確認する
まとめ
- 1円玉5枚を並べると、ちょうど10cm(20mm×5)
- 500円玉4枚は106mmで、10cmより少し長い
- 千円札は縦76mm・横150mm。横の3分の2が約10cm
- 名刺の長辺は一般に91mm、A4の短辺は210mm
硬貨の直径は財務省の公表値、お札の寸法は日本銀行の公表値です。10cmを知りたいときは、まず1円玉を5枚探してみてください。