30cmは、学校の定規の長さとしておなじみですが、「30cm以内」「長さ30cmの棚」などと言われても、実際の大きさがつかみにくいことがあります。
この記事では、A4用紙、千円札、硬貨など、寸法が決まっているものを使って、30cmを確かめる方法を紹介します。
A4用紙の長辺はほぼ30cm
A判の用紙サイズは、A4が210mm×297mmです。長い辺の297mmが、ほぼ30cmで、3mm足りないだけです。コピー用紙として身近なA4を縦にして、長辺を目安にできます。
A3の短辺も297mmです。A3は297mm×420mmなので、短辺が約30cm、長辺が約42cmになります。
千円札2枚をつなぐとちょうど30cm
日本銀行券の千円札は、縦76mm・横150mmです。千円札を2枚、横につなぐとちょうど300mm、30cmになります。
五千円札(横156mm)と千円札(横150mm)を並べると306mm、一万円札(横160mm)2枚なら320mmです。ちょうど30cmにしたいときは、千円札2枚がきれいに合います。
硬貨で測る
財務省が公表している硬貨の直径は、1円玉が20.0mm、5円玉が22.0mm、10円玉が23.5mm、50円玉が21.0mm、100円玉が22.6mm、500円玉が26.5mmです。
- 1円玉15枚を並べると、20mm×15=300mmで、ちょうど30cm
- 500円玉11枚は291.5mmで、30cmに近い
- 100円玉13枚は293.8mmで、30cmに近い
1円玉は直径が20mmちょうどなので、枚数で長さが計算しやすく、測りやすい硬貨です。
別の単位で言うと
1フィートが約30.5cm
1フィートは、ちょうど0.3048m(30.48cm)と定められています。海外のサイズ表記で「1ft」「12インチ」とあれば、30cmより少し長い、約30.5cmです。12インチは、25.4mm×12=304.8mmです。
尺貫法の1尺が約30.3cm
日本の古い長さの単位「尺」は、1尺が約30.3cmです。物差しを「尺」と呼ぶのは、この長さに由来します。30cmの定規と1尺は、ほぼ同じ長さです。
30cmのものさしがないときの手順
- A4用紙を縦にして、長辺を使う(3mm足りない)
- もっと正確に測りたいときは、千円札2枚を横につなぐ
- 同じ長さの目印を、紙や机にペンで記す
30cmの感覚をつかむ
- 10cm:1円玉5枚(100mm)
- 15cm:千円札の横幅(150mm)
- 30cm:千円札2枚、A4の長辺(297mm)
10cmの測り方は10cmの記事、15cmは15cmの記事で書いています。
まとめ
- A4用紙の長辺は297mmで、ほぼ30cm
- 千円札を2枚つなぐと、ちょうど30cm(300mm)
- 1円玉を15枚並べても、ちょうど30cm
お札の寸法は日本銀行、硬貨の直径は財務省、用紙の寸法はJIS規格の公表値にもとづいています。