「3割引」「打率3割」「歩合は2分」など、割合を表す言葉に、「割」「分」「厘」があります。パーセントとの対応は、一度覚えてしまえば簡単です。換算表とあわせて、使い方を整理します。
割・分・厘の換算表
| 単位 | パーセント | 小数 |
|---|---|---|
| 1割 | 10% | 0.1 |
| 1分 | 1% | 0.01 |
| 1厘 | 0.1% | 0.001 |
| 1毛 | 0.01% | 0.0001 |
割・分・厘は、それぞれ10分の1ずつ小さくなる、小数の位に対応しています。小数第1位が割、第2位が分、第3位が厘、第4位が毛です。
読み方の例
| 表記 | パーセント | 小数 |
|---|---|---|
| 3割 | 30% | 0.3 |
| 5割 | 50% | 0.5 |
| 2割5分 | 25% | 0.25 |
| 3割2分5厘 | 32.5% | 0.325 |
| 8分 | 8% | 0.08 |
| 9分9厘 | 9.9% | 0.099 |
野球の打率
野球の打率は、小数第3位まで表し、「割分厘」で読む習慣があります。打率.325なら「3割2分5厘」、.300なら「3割」です。
打率の計算式は、安打数 ÷ 打数です。たとえば、400打数で130安打なら、130÷400=0.325で、3割2分5厘です。
割引の表現
- 3割引 = 30%オフ。1,000円の商品は、700円になる
- 半額 = 5割引 = 50%オフ
- 2割5分引 = 25%オフ。2,000円の商品は、1,500円になる
「3割引」は、元の価格の70%になる、という意味です。「7掛け」という言い方もあり、定価の7割の価格で売る・買うことを表します。割引の計算は、割引の計算方法の記事でも詳しく説明しています。
「割」「分」の注意点
「分」には、割合を表す1%のほかに、時間の「分」、角度の「分」、長さの「分(約3mm)」など、別の意味があります。文脈によって、意味を判断する必要があります。割合の「1分」は、小数の0.01にあたると覚えておくと、取り違えを防げます。
また、割合の「割」は、日常会話では「だいたい」の意味で使うこともあります。たとえば、「9割方できた」は、およそ90%できた、という意味です。
歩合の例
売上の歩合給や、不動産の仲介手数料など、「歩合」を使う場面もあります。歩合が2分なら2%、売上100万円に対して2万円です。計算式は、売上 × 0.02です。
まとめ
- 1割=10%、1分=1%、1厘=0.1%、1毛=0.01%
- 3割2分5厘は32.5%(0.325)
- 3割引は、元の価格の70%になる
- 割合の「分」は、時間や角度の「分」とは別の意味
換算は、計算上の値です。契約や書類で使われる場合は、定義を確認してください。