手紙や書類を送るとき、「定形郵便で出せるのか、定形外になるのか」で迷うことがあります。定形郵便には、大きさ・厚さ・重さの決まりがあり、1つでも外れると料金が変わります。
この記事では、日本郵便が定めている定形郵便物の規格と、封筒を選ぶときの考え方を整理します。
定形郵便物の規格
日本郵便の定形郵便物の規格は、次のとおりです。
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 長さ | 14cm以上、23.5cm以下 |
| 幅 | 9cm以上、12cm以下 |
| 厚さ | 1cm以内 |
| 重さ | 50g以内 |
この四つのすべてに合えば、定形郵便物として送れます。1つでも外れると、定形外郵便物の扱いになります。
定形郵便の料金
定形郵便物の料金は、重さによって決まります。2024年10月1日の改定で、25g以内と50g以内の料金は同額になりました。料金は改定されることがあるので、送る前に日本郵便の料金表で最新の金額を確認してください。
定形外郵便との違い
定形の規格を外れた郵便物は、定形外郵便物になります。定形外のうち、さらに次の範囲に収まるものが「規格内」です。
| 項目 | 定形外(規格内) |
|---|---|
| 長辺 | 34cm以内 |
| 短辺 | 25cm以内 |
| 厚さ | 3cm以内 |
| 重さ | 1kg以内 |
これを超えると「規格外」となり、扱いと料金が変わります。長さ・幅・厚さの合計や、重さの上限は、日本郵便の案内で確認できます。
封筒の選び方
よく使われる封筒の大きさ
日本産業規格(JIS)では、封筒のサイズに「長形3号」「長形4号」などの名前が付いています。
- 長形3号:120mm×235mm。A4用紙を三つ折りにして入れる封筒で、定形郵便の規格内です
- 長形4号:90mm×205mm。B5用紙を三つ折りにして入れる封筒で、定形郵便の規格内です
A4をそのまま送るなら定形外
A4用紙を折らずに入れる角形2号(240mm×332mm)の封筒は、定形ではなく、定形外郵便になります。書類を折りたくないときは、定形外の料金になることを見込んでおきましょう。
重さの目安:コピー用紙は何枚まで?
A4のコピー用紙(64g/平方メートルの紙)は、1枚あたり約4gです。A4の面積が約0.0624平方メートルなので、64×0.0624で約4.0gになります。
封筒そのものの重さが数gあるため、A4用紙を三つ折りにして長形3号に入れる場合、10枚前後が50g以内の目安です。ただし、紙の厚さ(坪量)や封筒によって変わるので、枚数が多いときは必ず量ってください。厚さが1cmに収まるかも同時に確認が必要です。
送る前のチェックリスト
- 封筒の縦と横は、規格(14〜23.5cm、9〜12cm)に収まっているか
- 中身をふくめた厚さは、1cm以内か(ふくらんでいないか)
- キッチンスケールで測って、50g以内か
- 厚みのある中身やカードで、封筒が膨らんでいないか
厚さや重さがぎりぎりのときは、郵便局の窓口で測ってもらうと確実です。切手が不足すると、受取人に不足分の支払いが求められる場合があります。
まとめ
- 定形郵便は、長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm以内、重さ50g以内
- 1つでも外れると、定形外郵便の扱いになる
- 長形3号と長形4号の封筒は、定形に収まる
- 料金は改定されるので、送る前に最新の料金表を確認する
規格や料金は、日本郵便の公式サイトで最新の内容を確認してください。