時短&節約の味方!2人暮らし向け「冷凍庫が大きめ」の冷蔵庫完全ガイド

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家電

2人暮らしを始めるとき、絶対に欠かせない家電のひとつが「冷蔵庫」。でも、いざ選ぼうと思うと「どのサイズがいいの?」「冷凍庫が大きいほうが便利って本当?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
特に最近では、まとめ買いや冷凍ストックが主流になっており、“冷凍庫が大きめ”の冷蔵庫が大人気です。

この記事では、2025年最新モデルの中から2人暮らしにぴったりな「冷凍庫が大きめ」の冷蔵庫をランキング形式でご紹介!さらに、失敗しない選び方のポイントや、冷凍庫の上手な活用術まで、まるごと分かりやすく解説します。これを読めば、あなたの新生活がもっと快適でスマートになること間違いなしです!

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  1. 2人暮らしにちょうどいい冷蔵庫の容量とは?
    1. 冷蔵庫の容量の目安を知ろう
    2. 2人暮らしに多い食生活スタイルと冷蔵庫選びの関係
    3. 自炊派と外食派で選ぶべき冷蔵庫は違う?
    4. 冷凍食品や作り置きが多い人に最適なサイズ
    5. 容量だけじゃない!使いやすさも大事な理由
  2. 冷凍庫が大きめの冷蔵庫が人気なワケ
    1. 冷凍食品が進化!ストック重視の暮らしへ
    2. 節約志向とまとめ買いの関係
    3. 作り置き・冷凍保存ブームの影響
    4. 2人暮らしにおすすめな冷凍重視の生活術
    5. スマート家電化で冷凍庫も進化中
  3. 2025年おすすめ!2人暮らし向け大容量冷凍冷蔵庫ランキング
    1. パナソニックのコンパクト&大容量モデル
    2. シャープのプラズマクラスター搭載モデル
    3. 日立の真空チルドで鮮度長持ちモデル
    4. 三菱の切れちゃう冷凍モデル
    5. コスパ重視のハイアール・アイリスオーヤマ
  4. 失敗しない冷蔵庫選びのチェックポイント5選
    1. 設置スペースと搬入経路は大丈夫?
    2. 冷凍室の容量と引き出しタイプの違い
    3. 電気代も要チェック!省エネ性能の見極め方
    4. 音や振動はどう?静音性の重要性
    5. 冷蔵庫のドアの開き方も実は大事!
  5. 冷蔵庫の使い方で差がつく!2人暮らしの冷凍活用術
    1. 週1まとめ買いに合わせた収納術
    2. 冷凍ごはん&おかずで時短生活を実現
    3. 食材ロスゼロ!冷凍保存テクニック
    4. タッパーや保存袋の選び方と使い分け
    5. 冷凍庫を整理整頓するコツと便利グッズ紹介
  6. まとめ

2人暮らしにちょうどいい冷蔵庫の容量とは?

冷蔵庫の容量の目安を知ろう

2人暮らしにぴったりの冷蔵庫の容量は、おおよそ「250L〜350L」が目安とされています。この容量は、毎日自炊をする人も、週末にまとめて作り置きする人にも対応できるバランスの良いサイズです。冷蔵室と冷凍室のバランスも重要で、特に冷凍食品をよく使う家庭では、冷凍室が100L以上あると快適に使えます。

また、冷蔵庫の容量は「70L × 人数 + 常備品100L」で計算されることもあります。2人暮らしなら、70L×2人=140L+100L=240L以上が理想ということですね。加えて、飲み物や調味料、作り置きなどを多めに収納する場合は、さらに余裕のある300L前後が安心です。

さらに、将来的に家族が増える可能性があるなら、少し余裕のある容量を選ぶのも賢い選択です。冷蔵庫は一度買うと10年前後は使う家電なので、今のライフスタイルにぴったり合うものを選びましょう。

2人暮らしに多い食生活スタイルと冷蔵庫選びの関係

2人暮らしの食生活には、自炊派と外食派、大きく2つのスタイルがあります。自炊派は野菜や肉などの生鮮食品、作り置き用のタッパーが多くなりがち。そのため、冷蔵室だけでなく、冷凍室も広めのタイプが便利です。一方、外食派でも冷凍食品を常備しておきたい人には、冷凍庫の広さが重要になります。

また、共働きのカップルでは「平日は忙しいから週末にまとめて作り置き」スタイルも増えています。このような場合、冷蔵室よりも冷凍室を重視した冷蔵庫が相性バッチリです。

2人で住むと、お互いの好みに合わせて食材のバリエーションも増えがち。冷蔵庫内の仕切りや棚の高さが調整できるタイプなら、使いやすさもアップします。毎日の生活に寄り添う家電だからこそ、ライフスタイルと冷蔵庫の特性をしっかりマッチさせたいですね。

自炊派と外食派で選ぶべき冷蔵庫は違う?

自炊派と外食派では、冷蔵庫に求める性能がかなり異なります。自炊派におすすめなのは、野菜室やチルド室が充実していて、食材の鮮度を保てる冷蔵庫。特にチルド機能が優れているモデルは、肉や魚の保存にも適しています。

一方、外食が中心の人でも「飲み物専用スペース」や「冷凍食品ストック用スペース」があると便利です。最近は、コンビニやスーパーで買った惣菜を冷凍して保存する人も増えているため、冷凍室がしっかりした冷蔵庫が求められています。

また、週末にまとめ買いするタイプの外食派には、庫内が見やすく、出し入れしやすいタイプがおすすめ。ドアポケットが大きくてペットボトルがたっぷり入るモデルや、冷凍庫が引き出し式で取り出しやすいモデルは、使い勝手もバツグンです。

冷凍食品や作り置きが多い人に最適なサイズ

冷凍食品や作り置きおかずをよく使う人にとって、冷凍庫の広さは最重要ポイントです。一般的に、冷凍室の容量が80L以上あれば十分な収納力がありますが、100L以上になるとさらに快適です。特に、引き出しタイプの冷凍室が2段以上あるモデルは、仕分け収納もしやすく、整理整頓がしやすいのが魅力。

また、最近では冷凍機能がパワーアップしており、「急速冷凍」や「霜取り不要」などの便利な機能がついたモデルも人気です。冷凍ご飯やおかずをすばやく凍らせることで、味や食感を損なわずに保存できるのが嬉しいポイントですね。

さらに、作り置きをよくする人は、タッパーのサイズに合わせて冷凍庫内が設計されているモデルを選ぶと使いやすさが格段にアップします。容量だけでなく、「どう収納するか」まで考えて選ぶのがコツです。

容量だけじゃない!使いやすさも大事な理由

冷蔵庫選びで容量を重視するのはもちろん大切ですが、同じくらい「使いやすさ」も重要です。たとえば、庫内の棚が自由に高さ調整できるタイプは、鍋や大きめのタッパーも収納しやすく、自炊派にはありがたい仕様です。

また、冷蔵庫のドアが左右どちらでも開けられる「どっちもドア」や、引き出し式の冷凍室などは、設置場所や生活導線によって大きく利便性が変わってきます。毎日何度も開け閉めする家電だからこそ、ストレスなく使える構造が大切です。

さらに、庫内照明の明るさ、ドアポケットの使いやすさ、野菜室の出し入れやすさなど、細かい部分の配慮もチェックしたいポイントです。大容量でも使いにくいと結局ストレスが溜まるので、「使ってみてどうか」を想像しながら選ぶと失敗がありません。


冷凍庫が大きめの冷蔵庫が人気なワケ

冷凍食品が進化!ストック重視の暮らしへ

近年の冷凍食品は、味・品質ともに驚くほど進化しています。たとえば、有名レストラン監修の冷凍パスタや、まるで手作りのような和惣菜など、スーパーやコンビニでも手軽に購入できる高品質な冷凍食品が増えました。これにより、「忙しい時は冷凍ストックに頼る」という選択肢がごく自然なものになっています。

特に2人暮らしでは、「今日は一緒に食べる?」「別々のタイミング?」と、生活リズムが違うこともしばしば。そんなときに、冷凍食品を常備しておけば、お互いが好きなタイミングで食事をとることができます。冷凍庫が大きければ、おかずやご飯を多めに作ってストックしておくことも可能です。

また、食材も冷凍保存することで長持ちします。肉や魚、パンなどを冷凍しておけば、食材の買い物回数も減り、食費の節約にもつながります。冷凍室が大きければ、こうした便利で賢い生活スタイルを支えることができるのです。

節約志向とまとめ買いの関係

物価上昇が続く中で、節約を意識する家庭が増えています。2人暮らしでも、「特売日にまとめ買いして冷凍保存」という習慣は、すっかり定着しつつあります。冷凍庫が大きければ、セール品を逃さずストックできるため、食費の節約に直結します。

たとえば、スーパーで鶏むね肉や豚こま肉が格安だったときに、大量に買って下味をつけて冷凍保存。これだけでも毎日の調理がグッと楽になりますし、外食やコンビニに頼る回数も減らせます。また、野菜をカットして冷凍しておけば、時短料理にも大活躍。

まとめ買いをして冷凍保存することで、食材を無駄にすることも減ります。食材ロスを防ぎつつ、効率的に使い切れるのは、広めの冷凍庫があるからこそ。これからの時代、「大きめの冷凍庫=家計の味方」と言っても過言ではありません。

作り置き・冷凍保存ブームの影響

SNSやYouTubeで広まった「作り置きおかず」や「冷凍保存レシピ」の人気が、冷凍庫の需要を一気に高めています。たとえば、1週間分のメインおかずを日曜にまとめて作って冷凍保存する「週末仕込み」スタイルは、共働きの2人暮らしにぴったり。

冷凍庫が大きければ、おかずはもちろん、ご飯、スープ、おにぎりなどを種類ごとに分けて保存できます。さらに、タッパーやジップ袋でコンパクトに収納できれば、毎日の献立作りがぐっと楽になりますよね。

このようなブームの影響で、冷凍庫が「ただの保存スペース」ではなく、「時短・節約・効率化」の中心的な役割を果たすようになってきました。冷凍保存術をしっかり活用することで、忙しい毎日の中でもバランスの良い食生活をキープすることができるのです。

2人暮らしにおすすめな冷凍重視の生活術

2人暮らしでは、「ちょっと多めに作って冷凍しておく」「半額になっていたお肉を買って冷凍保存」といった冷凍重視の生活術がとても有効です。毎日の食事作りの負担を減らしつつ、食材を無駄なく活用できる点が大きなメリットです。

たとえば、ご飯は1回に4合炊いて、1食分ずつ小分けにして冷凍。おかずは1週間分まとめて調理し、冷凍用の保存容器に小分けすれば、お弁当や夕食にすぐ使えます。冷凍できる副菜やスープも活用すれば、栄養バランスも取りやすくなります。

このような生活スタイルに合うのが、冷凍庫が大きめの冷蔵庫。特に引き出し式で分類しやすいモデルなら、食材の整理整頓も簡単です。冷凍室の使い方を工夫すれば、「料理が楽になる」「食費が減る」「無駄が減る」といった三拍子がそろう生活が実現できます。

スマート家電化で冷凍庫も進化中

最近では冷蔵庫もスマート家電化が進み、冷凍庫の使い勝手も格段に向上しています。Wi-Fi接続でスマホと連携できる冷蔵庫は、庫内の温度管理や食材の賞味期限管理を自動で行ってくれるモデルも登場しています。

また、冷凍庫に関しては「急速冷凍」や「スリープ機能」など、冷却効率や電気代に配慮した機能も増加。これにより、冷凍保存の質がさらに向上し、食品の味や栄養もキープしやすくなっています。

さらに、AIが食材の使用頻度を学習し、冷凍庫内の使用状況に応じて自動で温度を調整するモデルも話題に。こうした進化によって、「冷凍庫は単なる保存スペースではなく、賢く暮らすためのパートナー」へと変わりつつあるのです


2025年おすすめ!2人暮らし向け大容量冷凍冷蔵庫ランキング

パナソニックのコンパクト&大容量モデル

パナソニックの冷蔵庫といえば、機能性と省スペース性を両立したモデルが人気です。特に2人暮らしにおすすめなのが「NR-C344Cシリーズ」。このモデルは幅約59cmというスリムボディながら、容量はたっぷりの343L。そのうち冷凍室は90L以上を確保しており、冷凍食品や作り置きをたくさんストックしたい人にぴったりです。

最大の魅力は、「ワンダフルオープン」というフルオープン引き出し。冷凍室も野菜室も奥までしっかり見えて、出し入れがとてもスムーズ。さらに、チルドルームも備えているので、生鮮食品の保存にも強いのがポイントです。

デザインもシンプルでスタイリッシュ。ホワイトやシルバーなど、どんなインテリアにもなじみやすいカラー展開が嬉しいですね。また、インバーター搭載で電気代も抑えられる省エネ設計なのも魅力的。静音性も高く、寝室やリビングと隣接した場所でも安心して使えます。

パナソニックならではの丁寧な作りと、ユーザー目線の収納設計が光る一台。省スペースながら「しっかり冷凍したい」という2人暮らしには最適の冷蔵庫です。

シャープのプラズマクラスター搭載モデル

シャープの冷蔵庫の特徴といえば、なんといっても「プラズマクラスター」技術。冷蔵庫内の除菌・脱臭効果があり、食材の鮮度をより長持ちさせることができます。特におすすめのモデルは「SJ-PW37P」。容量は3Lで、うち冷凍室は97Lの大容量を誇ります。

このモデルのポイントは、「メガフリーザー」と呼ばれる大きな冷凍室。3段の引き出しで分類も簡単、しかも引き出しがしっかり奥まで開くので、冷凍ストックをたくさん入れても取り出しやすい構造になっています。

もう一つ注目したいのが、「どっちもドア」仕様。左右どちらからでも開けられるので、キッチンのレイアウトに関係なく使いやすいです。共働き夫婦や生活時間がずれるカップルにとっては、この使い勝手の良さが大きなポイントになります。

低温新鮮モードや、お急ぎ冷凍など冷凍室の性能と、衛生面・使いやすさがそろった、まさに“全方位型”の冷蔵庫といえるでしょう。

日立の真空チルドで鮮度長持ちモデル

日立の冷蔵庫は、鮮度を保つ機能に定評があります。中でも「R-V38TVL」シリーズは、2人暮らしにおすすめの375Lモデル。注目はやはり「真空チルド」機能で、密閉された専用室内において肉や魚などの食材の酸化を防ぎ、通常のチルドよりもさらに鮮度をキープできます。

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冷凍室も96Lと十分な容量を備えており、冷凍食品や作り置きもたっぷり収納可能。さらに、「デリシャス冷凍」機能を活用すれば、冷凍による食材の劣化を最小限に抑えることができます。

野菜室が真ん中に配置されているため、よく使う野菜が取り出しやすく、使い勝手の良さも高評価。冷凍室は下段にあるため、ストックをまとめて保存したい人にとってはうれしい仕様です。

また、節電モードや自動霜取りなど、長く使える家計に優しい機能も充実。冷凍の使いやすさだけでなく、チルド機能で生鮮食品を無駄なく使い切りたい人にぴったりのモデルです。

三菱の切れちゃう冷凍モデル

三菱の冷蔵庫といえば「切れちゃう冷凍」が代名詞。その名の通り、冷凍していても包丁でスッと切れる絶妙な温度で保存する機能で、お弁当作りや調理時の時短に大活躍します。おすすめは「MR-CX37Jシリーズ」。2人暮らしにちょうどいい370Lの大容量モデルです。

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冷凍室は上下2段構成で、合計容量は100L以上。ストックする冷凍食品やおかずの種類ごとに仕分けられるため、整理整頓しやすいのが魅力です。さらに「朝どれ野菜室」も搭載しており、野菜の水分を逃がさず新鮮なまま保管可能。

また、「自動製氷機」も標準搭載されており、暑い季節の飲み物や冷たいデザート作りにも便利です。しかも、清掃がしやすい設計で、衛生面でも安心。

デザイン面では、フラットなドア面と落ち着いたカラーバリエーションで、スタイリッシュなキッチンにもぴったり。料理好きな2人にとっては、「冷凍してもすぐ調理に使える」という三菱ならではの強みが光る冷蔵庫です。

コスパ重視のハイアール・アイリスオーヤマ

家電のコスパを重視する2人暮らしに人気なのが、ハイアールやアイリスオーヤマの冷蔵庫です。特におすすめは、アイリスオーヤマの「IRSN-32B」。容量320L、冷凍室は90L前後で、コンパクトながら冷凍スペースがしっかり確保されています。

このモデルの魅力は、何といっても価格帯。10万円を切る価格で購入できることもあり、初めての同棲や新生活スタートにも最適。見た目もシンプルで、無駄のないデザインが魅力的です。

また、冷凍室は引き出し式で3段構造になっており、使い勝手も良好。冷凍ストックの整理がしやすく、食材を見つけやすい点も高評価。静音性も優れているので、ワンルームや1LDKでも使いやすい仕様になっています。

省エネ性能も向上しており、年間電気代も抑えめ。あまり複雑な機能は不要で、「シンプルに、たっぷり保存したい」という人には、コスパの高さが非常に魅力的な選択肢です。


失敗しない冷蔵庫選びのチェックポイント5選

設置スペースと搬入経路は大丈夫?

冷蔵庫を購入する前に、絶対に確認しておきたいのが「設置スペース」と「搬入経路」です。どれだけ性能が良くても、家に入らなければ意味がありません。特に2人暮らし用の物件は、キッチンがコンパクトなケースも多いため、冷蔵庫のサイズ選びは慎重に行いましょう。

まず確認すべきは「設置場所の幅・奥行き・高さ」。冷蔵庫本体のサイズに加えて、左右に数センチずつの放熱スペースを取る必要があります。また、上部にも10cm程度の空間が必要です。これを怠ると、冷却効率が落ちたり、異音の原因になることもあります。

さらに意外と見落としがちなのが「搬入経路」です。玄関、廊下、階段、エレベーターなど、冷蔵庫が通る道の幅を確認しましょう。マンションやアパートでは、階段の踊り場の角度がきついこともあり、サイズが少しでも大きいと搬入できないケースもあります。

搬入に関しては、購入前に家電量販店や通販サイトで「設置下見サービス」を依頼するのもおすすめ。万が一搬入できない場合は、キャンセルやサイズ変更ができることもあります。設置スペースの確認は、後悔しないための基本中の基本です。

冷凍室の容量と引き出しタイプの違い

冷凍室の容量は、食材のストック量に直結する重要なポイントです。一般的に、2人暮らしで冷凍食品や作り置きをよく使うなら、冷凍室が80L以上のモデルを選びましょう。100Lを超えるモデルになると、より多くのストックが可能で、週末のまとめ買いにも対応できます。

また、冷凍室の「引き出しタイプ」も使い勝手に大きく関わります。上下2〜3段の引き出しタイプは、食材を種類別に分けて保存できるため、整理整頓がしやすく、中身を一目で確認できます。一方、棚板式の冷凍室は奥の物が見えにくく、使い勝手がやや劣る傾向があります。

さらに、引き出しタイプには「スライド式」と「ワゴン式」があり、スライド式は軽い力で開け閉めでき、力の弱い方にもおすすめです。底が深いタイプは冷凍ピザや大きな保存容器も入りやすく、浅めの引き出しは小分けしたおかずの収納に最適です。

冷凍室は「どれだけ入るか」だけでなく、「どう入れるか」も重要。家族の食生活に合ったタイプを選ぶことで、毎日の食事作りがぐっと快適になります。

電気代も要チェック!省エネ性能の見極め方

冷蔵庫は年中電源を入れっぱなしにする家電なので、電気代への影響が大きいのが特徴です。したがって、省エネ性能の良し悪しは、購入時の価格以上に「長期的なコスト」に直結します。

チェックすべきポイントは、まず「年間消費電力量(kWh/年)」です。この数値が小さいほど電気代が安く済みます。さらに「省エネ基準達成率(%)」や「多段階評価(星マーク)」なども参考にしましょう。高い数値・評価がついているほどエネルギー効率が良いという証です。

また、省エネ性能の高さはインバーター制御の有無にも関係します。インバーター搭載モデルは、庫内温度に応じてコンプレッサーの動きを自動調整し、必要最小限のエネルギーで運転するため、電気代をぐっと抑えられます。

新生活のスタート時は初期費用がかさみがちですが、少し高めでも省エネ性能の良い冷蔵庫を選ぶことで、年間で数千円〜1万円以上の電気代差が出ることもあります。長く使う家電だからこそ、「省エネ=お得」という視点はとても重要です。

音や振動はどう?静音性の重要性

冷蔵庫の運転音は、住環境によっては気になるポイントのひとつ。特に、リビングや寝室とキッチンが近い間取りでは、静音性の高いモデルを選ぶことが快適な暮らしに直結します。

静音性の目安としては、「運転音(dB)」の数値を確認しましょう。一般的に40dB以下であれば、図書館の中くらいの静かさで、生活の中ではほとんど気になりません。最近の冷蔵庫では、35dB前後の超静音タイプも登場しており、テレビを見ていても気にならないレベルです。

また、冷蔵庫は夜間や室温が高いときにコンプレッサーが活発に動作しやすく、その際に「ブーン」という音が発生することもあります。静音設計がされていないモデルでは、この音が夜中に気になることがあります。

マンションやアパートにお住まいの方、ワンルームでキッチンが近い方には、ぜひ「静音設計」や「低振動構造」などの記載があるモデルを選ぶことをおすすめします。騒音ストレスの少ない生活は、2人暮らしにとって大切な快適ポイントです。

冷蔵庫のドアの開き方も実は大事!

冷蔵庫のドアの開き方にもさまざまな種類があり、設置場所や生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。大きく分けて「右開き」「左開き」「どっちもドア(左右両開き)」の3タイプがあり、それぞれにメリットと注意点があります。

たとえば、壁際に冷蔵庫を置く場合、壁と反対側にドアが開くタイプを選ばないと、ドアが全開できず中身の出し入れがしにくくなることがあります。そうしたトラブルを避けるためには、設置場所に合った開き方を事前にチェックしておくことが大切です。

最近人気の「どっちもドア」タイプは、右にも左にも開けられる便利な構造で、引っ越しや模様替えにも対応しやすい点が魅力です。特に2人暮らしの新生活では、「今は左開きが便利だけど、将来は右開きが良くなるかも」というケースもあるため、柔軟性が高いこのタイプはおすすめです。

また、「観音開き」や「フレンチドア」タイプは、大きな食材を取り出しやすい反面、スペースが広く必要になります。冷蔵庫選びでは見た目だけでなく、「どこに置くか」「どう使うか」まで想像することが大切です


冷蔵庫の使い方で差がつく!2人暮らしの冷凍活用術

週1まとめ買いに合わせた収納術

2人暮らしでは、平日は仕事や外出が多く、買い物の時間を確保しにくいことも。そんな生活スタイルに合うのが「週1まとめ買い」です。まとめ買いを無駄なく活かすためには、冷凍庫の使い方と収納術がとても大切になります。

まず、買ってきた食材はすぐに使うものと、冷凍して保存するものに分けます。たとえば肉類は小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍。魚も1切れずつラップしておけば、調理時に解凍しやすくなります。野菜はカットして茹でてから冷凍することで、使うときの時短につながります。

収納時は「立てて収納」がポイント。タッパーや保存袋を立てることで、上から見たときに中身が一目でわかり、取り出しやすくなります。冷凍室内にブックエンドを使って仕切ると、見た目もスッキリ整理できます。

冷凍庫をうまく活用すれば、週1の買い物でも食材を無駄なく使い切れるようになります。これにより、食費の節約だけでなく、毎日の食事作りもぐっと楽になりますよ。

冷凍ごはん&おかずで時短生活を実現

2人暮らしで忙しい毎日を送る中、時短は非常に大きなテーマです。冷凍ごはんやおかずを常備することで、調理の手間を大きく減らすことができます。ご飯は多めに炊いて、1食分ずつ小分けにし、ラップして冷凍しておくのが基本。使うときは電子レンジでチンするだけで、炊きたてのような味が楽しめます。

おかずも、定番のハンバーグや唐揚げ、煮物などを作り置きして冷凍しておけば、帰宅後すぐにご飯が用意できるので便利です。冷凍に強いレシピを覚えておくと、効率的にストックできます。たとえば、味がしみ込みやすい和風煮物や、下味冷凍した肉や魚は、解凍して焼くだけで立派なメインになります。

また、お弁当作りにも冷凍おかずは大活躍。凍ったまま詰めることで保冷剤代わりにもなり、お昼には自然解凍されてちょうど良い状態になります。2人分をまとめて作ることで、冷凍スペースも効率よく使えます。

冷凍庫を活用することで、料理の「手間」と「時間」をカットしつつ、食生活の質も保てる。まさに、現代の2人暮らしにぴったりのライフハックです。

食材ロスゼロ!冷凍保存テクニック

食材ロスを減らすことは、節約だけでなく環境にもやさしい行動です。冷凍保存を上手に使えば、野菜や肉、魚などを無駄にせず、最後までおいしく食べきることができます。

たとえば、半端に余った野菜(人参、ピーマン、きのこなど)は、細かく刻んで冷凍保存しておけば、チャーハンやスープ、味噌汁の具としてすぐ使えます。また、ネギやショウガ、ニンニクなどの薬味もみじん切りにして冷凍しておけば、調理のたびに手間が省けて便利です。

パンやお餅などの主食類も、冷凍で長持ちします。1枚ずつラップして冷凍しておけば、トースターで焼くだけでサクッとした食感が復活。果物も、熟れすぎる前にカットして冷凍しておけば、スムージーやヨーグルトトッピングに使えます。

さらに、冷凍前には必ず「日付」と「中身」をラベルで書いておくことをおすすめします。冷凍庫内の整理がしやすくなり、使い忘れを防ぐことができます。冷凍保存は、上手に使えば食材ロスをゼロに近づける、最強の時短&節約術です。

タッパーや保存袋の選び方と使い分け

冷凍保存に欠かせないアイテムが「タッパー」と「保存袋」。これらをうまく使い分けることで、冷凍庫の収納力と効率がぐんとアップします。

タッパーは主に、汁気のある料理や柔らかい食材の保存に向いています。冷凍できる耐熱プラスチック製のタッパーを選べば、解凍してそのまま電子レンジで加熱できるので便利です。特に、重ねられるフラットタイプは、冷凍庫内でもスッキリ収納できます。

一方、保存袋はスペースの有効活用に最適です。下味冷凍やカット野菜などは、ジップ付き保存袋で薄く平らにして冷凍すれば、立てて収納することができます。また、冷凍した袋をそのまま湯煎できるタイプの保存袋もあり、手軽さと衛生面の両方を兼ね備えています。

また、タッパーと保存袋を食材ごとに使い分けると、取り出すときに迷うことも少なくなります。使い勝手が良いだけでなく、見た目も整理されていることで、冷凍庫を開けたときのストレスも減ります。

日々の冷凍保存をより快適にするために、自分に合った保存容器を見つけ、上手に使いこなすことが重要です。

冷凍庫を整理整頓するコツと便利グッズ紹介

冷凍庫を上手に使いこなすためには、「整理整頓」がカギになります。ストックが増えると、どこに何があるかわからなくなりがち。使い忘れや重複買いを防ぐには、冷凍庫内を常に見やすく保つ工夫が必要です。

まずおすすめなのが「仕切りケース」や「ブックエンド」。引き出し型の冷凍室にケースを使うと、保存袋やタッパーを立てて収納でき、取り出しやすさが格段にアップします。100円ショップやニトリ、無印良品などでも使いやすい商品が多数販売されています。

次に便利なのが「マグネット式のラベル」や「ホワイトボード」。冷凍庫の扉にメモを貼って、何をいつ入れたか記録しておけば、中身を把握しやすく、使い忘れを防げます。

また、タッパーや保存袋に直接貼れる「冷凍用ラベルシール」も便利。中身と日付を記入しておくことで、誰が見てもすぐに判断できます。

こうした小さな工夫の積み重ねが、冷凍庫の使いやすさを大きく変えます。冷凍室がごちゃごちゃするとストレスも増えがちですが、整理整頓のアイテムを上手に使えば、いつでもスッキリ、スマートに冷凍保存ができるようになります。


まとめ

2人暮らしの冷蔵庫選びでは、ただ「小さめ」を選ぶのではなく、ライフスタイルに合わせた最適なサイズと機能を選ぶことが重要です。特に近年では、冷凍庫の活用が暮らしの質を大きく左右する時代。冷凍食品や作り置き、まとめ買いを効率よくこなすためには、冷凍室が大きめの冷蔵庫が最適です。

今回ご紹介した各メーカーのモデルは、それぞれに特徴があり、使う人のニーズに合った性能を持っています。パナソニックのスリム設計、シャープのプラズマクラスター、日立の真空チルド、三菱の切れちゃう冷凍、そしてコスパ重視のハイアール・アイリスオーヤマ。どれも2人暮らしにフィットする優秀なモデルです。

さらに、設置スペースや搬入経路、冷凍室の使い勝手、省エネ性、静音性など、チェックすべきポイントも事前にしっかり確認することで、後悔しない買い物ができます。そして、冷凍庫を上手に使いこなせば、時間もお金も節約しながら、毎日の食事をもっと楽しく、ラクにすることができます。

「大きめ冷凍庫」のある暮らしは、忙しい2人の生活にゆとりと安心を与えてくれます。ぜひこの記事を参考に、あなたの暮らしにぴったりの1台を見つけてくださいね。

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